2008年6月5日木曜日

グーグルとアマゾンのクラウドの違い


@ITより

GAEはWebアプリケーション作成に特化したプラットフォームを提供
AWSはより汎用的なコンピューティングプラットフォームを提供

GAEで利用できる開発言語は今のところPythonだけ。
SDKには、Djangoが含まれている。
その他、グーグルが提供するAPI群も利用できる
- Datastore API
- Images API
- Mail API
- Memcache API
- URL Fetch API
- Users API
GAE上で稼働するWebサービスはグーグルのインフラ上で大規模利用
に耐えるほどスケールする、というのがグーグルの売り文句。

一方、Amazon EC2はよりPCに近い仮想環境を提供する。
開発言語どころか、どのOSを使うかも自由。

AWSにはAmazon EC2のほかにも、仮想ストレージ(Amazon S3)、
仮想データベース(SimpleDB、AmazonSQS)などがある。

AWSに出来てGWSに出来ないのは、次のような利用方法。
つまり、Hadoopを使った分散処理。
例として挙っているのは、ニューヨークタイムズの担当者が
過去の記事をデジタルアーカイブとして公開するために合計
4TBにもなるTIFF画像をPDF化するためにHadoopを使ったという例。
Amazon EC2に100インスタンスを生成。24時間以下で1100万枚の
画像から1.5TB分のPDFを作ることに成功したという。

0 件のコメント: